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マンガやアニメに偏った日記。ネタバレにご注意。
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ぢごぷり
 木尾士目の本気が見えてきたここ最近の「ぢごぷり」。

この作品に合わせたキャラデザ。そこにある落とし穴に気づいたときにはすでに遅かった。

双子姉妹と生まれたばかりの赤ちゃんが織り成す子育てマンガ。はじめはそう思ってました…今もそうなんだだけれど、はっきりそう言い切れない何かがこの作品にはある。


アフタヌーン連載、木尾士目「ぢごぷり〜地獄のオシメさま〜」の感想です。
双子の姉妹、あゆみとかなめはあゆみの娘夢子と3人の生活を始める。
病院から帰ってきたところからこの物語は始まりますが、ほとんどが3人の暮らすアパートの一室で展開します。それはまるで二人、いや三人が閉じ込められた地獄を示しているよう。
若い母親、親の不在そして父親不在。不安要素は序盤から存在していた。

子育ては夢のような幸せによって彩られるという幻想を抱いていたのは母親だけではなく読者もだということを思い知らされる。暗い部屋の中で泣き声に浅い眠りすら妨害され、すり減っていく姉。理想のお姉ちゃんという夢をかき消されていくような妹。他の赤ちゃんはこんな風じゃないんじゃ?疑問は心をむしばんでいく。一度暗黒面に落ち、そこから這い上がったと思わせておきながらまたもや今度は立ち上がれないほどのダメージを与えていくとは。木尾先生は鬼だ。

甘えたことを言う弱い姉に禁句を口にしてしまった妹。そこから過去へと舞台が移る。高校時代の姉妹、死の影をまとった父親瞬介と美術部の個性的な面々。過去話が始まるのか…というところで現在に戻ってきたのが先月号まで。におわせただけの過去でも十分に鬱の香りがしますよーどこまで姉は落ちていくんだろう。

その幻想をぶち壊す、みたいな印象の作品。

5月末に第1巻発売らしいですが、表紙には誰もが騙されるような幻想を描いてくれると期待しています。上げて落とす、ドSと呼ぶとちょっと違う気がするなあ。落とすだけの人、ではないと思っているのでどう物語が進んでいくのか、姉妹は光を見出すことができるのかが気になる作品。

ぢごぷり 1 (アフタヌーンKC)
ぢごぷり 1 (アフタヌーンKC)
木尾 士目
マンガ感想 | 21:43 | author 日和 | comments(0) | trackbacks(1)
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2011/09/10 4:48 PM
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うぉっちング!!!